斜面を下る台車
１．目的
・a-tグラフとv-tグラフの関係性を理解させる。
・v-tグラフとx-tグラフの関係性を理解させる。
２．必要な器具
・パソコン（DataStudioを搭載）
・大型テレビ（大きなモニター・プロジェクターがあればよい）
・距離センサー
・sparkリンク
・ガイドレール
・矢印（今回は用いなかったが，軸を意識させるために用いてもよい）
３．DataStudioの設定
・取込速度＝10Hz（ゆっくりな方がきれいなグラフになる）
４．実験方法
１．斜面上に台車をのせ，開始ボタンを押す。
２．その瞬間に手を放す。
３．斜面を下り終わったら「停止」ボタンを押す。
５．授業案
１．装置を見せ，x-tグラフ，v-tグラフ，a-tグラフを予想させる。
２．主な意見を発表させ，生徒同士で意見交換させます。
３．生徒の意見が違うポイントを明確にして実験します。
（ここでは，グラフの形がポイントになります）
４．実験をし，確認します。（正解した場合でも，なぜそのようなグラフを予想したのか理由付けができるようにする）
実験プリント
生徒の予想
実験結果
６．メモ書き
・この実験プリントでは早過ぎます。次回行うときには，歩く時間を倍にしてやります。
・この実験の予想は楽しい！
７．実際の授業へのリンク
８．参考文献
物理教育研究会発行「物理教育通信 NO146」の p22～28の第1回物理授業公開講座報告（岸澤眞一氏・石井登志夫氏・湯口秀敏氏）
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