簡単な歩行実験
１．目的
・位置の変化がx-tグラフにどのように表されるか知る。
・x-tグラフの傾きが速度であることを理解する。
２．必要な器具
・パソコン（DataStudioを搭載）
・大型テレビ（大きなモニター・プロジェクターがあればよい）
・距離センサー
・sparkリンク
・メジャー（距離センサーからの1m，2m，3mを測り，そこにマークを置く）
・反射板（何でも良いし，なくてもできる。
段ボールでもあった方がどこを測っているか明確になる。）
３．DataStudioの設定
・取込速度＝10Hz（ゆっくりな方がきれいなグラフになる）
４．実験方法
１．生徒に反射板をもたせ，距離センサーの前に立ってもらう
２．センサーから1mの位置から3mの位置まで，ゆっくり歩かせます。
（よーい・どんで歩かせて，同時に「開始」ボタンをクリック）
３．3mを過ぎたら，「停止」ボタンを押します。
４．他の歩かせ方もやってみる。
５．授業案
０．はじめて距離センサーを使う場合は，センサーの前で反射板を動かして，
距離が測定されることを確認する。
１．ゆっくり1mから3mまで一定の速さで歩くとき，グラフはどのようになるか予想させる。
２．生徒同士で意見交換させます。
３．生徒の意見が違うポイントを明確にして実験します。
（ここでは，原点がどこにあるかが議論になります）
４．実験をし，確認します。
５．1mから3mまですばやく歩くとき，3mから1mまでゆっくり・すばやく歩くときの
x-tグラフを予想させます。
６．意見を発表してもらいます。
７．実験をして確認します。
８．ゆっくり・すばやくでのx-tグラフの違い，遠ざかる・近づくでのx-tグラフの違いを
考えさせ，発表させる。
実験プリント
実験結果
６．メモ書き
課題として難しくない。むしろ距離センサーに慣れるということがメインの目的になる。
７．実際の授業へのリンク
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