円運動②

１．復習

速度や加速度の向きや公式などを確認しておきます。
そして、なぜ速度の向きが接線方向に、なぜ加速度の向きが中心向きになるのか。これが今日のポイントです。

２．等速円運動の成分表示

位置や速度、加速度をベクトルのように成分で表示してやると、公式や向きが簡単に出てきます。

※数学の復習も兼ねてやっていますが、ある程度数学がわかる生徒だと感激します。

３．向心力

加速度が中心向きであったので、等速円運動させるには中心向きの力が必要だとわかります。

※注意：向心力という新しい力があるわけではない！
張力や垂直抗力などの力で円運動させるための中心向きの力を「向心力」とよびます。

簡単な問題演習を2問行いました。
１つは「円錐振り子」ですが、周期を求めたら必ず吟味させます。どのようになると周期が大きくなるのかetc。

次回は「鉛直面内の円運動」です。

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